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代替療法は有効なのか

代替療法は有効なのか

N
ティワナの先生たちはですね、抗がん剤以外の方法をかなり使ってらっしゃると思うんですけども。それはやっぱり、有効っていうか、もしですよ、抗がん剤のほうが効くんだったらね、副作用があろうがね、抗がん剤のほうがいいと思うんですよね。それ以外の方法がどれだけ有効なのか、っていうのが、それが僕らにとっては(一番知りたいことなわけです)。

森山
そうですよね。僕が最初に、1990年に行ったときには、あのね、ゲルソン療法って、有名なマックス・ゲルソンっていうドイツの先生(Max Gerson医学博士)の療法の病院に、ものすごく僕も注目をして、ティワナの病院では見学させてもらったんですね。で、1991年、よく年はそこに3日間泊まっていたんですけれども、要するに、にんじんジュースをですね、1日に2.5リットルぐらい、コップで13杯ぐらい飲むわけですよね。で、その療法はなんだか、マックス・ゲルソンっていう先生がドイツで、結核の患者さんをサポートするときに、当時は結核で命を落としていた時代ですよね、今から100年くらい前の話ですけど。で、その患者さんたちを、そのにんじんジュースをめちゃくちゃ飲ませることと、それから、そのほかいわゆる自然栽培、オーガニックの、そういう野菜なんかを摂らせたり。それから、ゲルソン療法で印象的だったのは、ニンニクですね。ヒポクラテス・スープっていうスープを飲むわけですけれども、ニンニクがですね、このドンブリにね、こうやって回ってくるんですよ。このニンニクをこうスープに潰して飲むわけですね。ですから、「ニンニク臭いのやだー」、なんてそんな感じじゃないわけですよ。もうニンニク、すごいんですよ。で、そういうニンニクだとかの自然の力でもって、ゲルソン博士は結核菌をやっつけたり、あるいは、そのにんじんジュースのいろんな栄養成分で、体の細胞を作り直したみたいですよね。だから、そういうことが、ずーっと結核の患者さんから、がん患者さんにずーっと来てるので、ですから、かなり実績があると言うか、ものすごいたくさんの方が、それで延命して、元気回復してるっていう、そういう事実を目の当たりにしましたので。ですから、そういう意味での証拠というのは十分にあるんだな、というのは僕は思いましたけどね。

N
ゲルソン博士は結核を最初にまず、そういう。食事療法ですよねこれ。

森山
食事療法ですね。

N
食事療法によって治して、今度はガンの方に行かれたってことですね。

森山
そうですね、最初ね、ゲルソン博士の話を聞きますと、ご本人からじゃないわけです、もちろんお嬢さんから、シャーロット・ゲルソン(Charlotte Gerson)さんから聞いた話ですけど、最初は、ユダヤの方なので、戦争でドイツからイギリスへ逃げて、イギリスからアメリカに逃げて。で、アメリカでお医者さんやり始めてから、がんの患者さんから連絡がきて、あなたのにんじんジュースのやり方で、がんが治ったんだという話を聞いて。ゲルソン博士は当初は、「私は結核の患者のことは知ってるけど、がんのことは知らない」という答えだったらしいですよ。で、そんなにがんの方でもよかったのかってことで、がんの方たちのアドバイスをしたり、統計を取ったり、いろんな治療の記録を残したみたいですね。

N
かなり治ったんですかね、がんが。

森山
治ったんですね。

N
がん治ったっていうのは、消えたってことなんですかね。それとも、よくなった、何て言ったらいいんですかね、よくなったって言うのか。

森山
あのですね、僕が見た範囲では、完全に消えた人もいますし、小さくなったって人もいますし。で、小さくなった人が圧倒的に多いですね。そして、延命してるって感じですね。あの、よく知っている方はですね、これ茨城の方ですけど、成田空港からゲルソン病院に行くときには、車椅子で押されて行ったんですよ。で、2ヶ月たって帰って来たときには、自分の足で歩いて、帽子をこう取りながら、手振って戻って来ましたから。だから、劇的でしたよね。そういう、何て言うんですかね、人間の力が湧いて来ると言うか、そういう意味での元気さ。ですから、治ったて、完全に消えた人もいましたけども、完全に消えなくても元気レベルは戻ったって感じですね。だから、それを維持できればいいわけじゃないですか、長生きできるわけですから。だから、がんを消すことが目的なんじゃなくて、元気に生きることが目的と言うか、意図するところだと思うんですね。

N
まあ、がんは消えてなくても、残ってても、それで元気に生きていけるってことなんですね。

森山
そうです。だから僕、それがすごくいいと思いました。それがあの、アメリカのがんコントロール協会っていうのと、日本もがんコントロール協会っていう風に付けたわけですけど、このコントロールしていくってのはすごく大事なことだと思うんですよね。患者の心理としては、もう治って消えちゃったから、もう何やっても大丈夫だよっていう風に、心理的には安心したいでしょうけど、でも、そうはいかないじゃないですか。風邪引いたって、また翌年も風邪引くし。あんなに寝込んで熱出して苦しかったのは、もう二度とはやだと思っても、治ったらまた、元の木阿弥で、また翌年そういう風になる場合があるじゃないですか。がんでも同じだと思うんですよ。ですから、がんだってことで生活の習慣を変えて、そしてコントロールしながら生きていけば、延命は十分にできると、そういう可能性がすごく大きいと思いますね。

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森山晃嗣プロフィール (NPOがんコントロール協会日本支部代表)
25歳の時に脳膜炎、喘息、皮膚炎になり、薬に頼りきりの生活を送る中、ある農学博士のアドバイスにより食事療法・栄養療法に取り組み健康を回復。ロジャー・ウィリアムス博士の「生命の鎖栄養理論」に感銘し、米国医学通信講座にて正常分子栄養学®の基礎を学ぶ。その後、日本のみならずアメリカ、台湾などで講演活動を開始。これまでの講演回数は約5000回を超え、その参加者は100万人を超えている。1995年に第1回日本がんコンベンションを開催してから休むことなく毎年開催し、人々に元気に生きる可能と代替療法の普及に努めている。
NPOがんコントロール協会日本支部代表・ボタニック・ラボラトリー(株)代表取締役。

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